日本コンタクトレンズ学会誌 投稿規定

 (平成13年9月28日改訂)


1)論文の投稿と採否

コンタクトレンズ,眼内レンズ,屈折矯正手術に関する研究で,他誌に発表されていない論文に限ります。フロッピー投稿も可。投稿論文(補遺を含む)は日本コンタクトレンズ学会誌査読委員の査読を受けた後,編集理事が採否を決定いたします。なお,査読者の意見により原稿に加筆,修正,削除などをお願いすることがありますので,あらかじめご了承下さい。

2)倫理規程について

ヘルシンキ宣言(世界医師会)の理念を踏まえ,本人の自由意思による同意(Informed Consent)を得て下さい。実験対象が動物の場合にも,愛護精神の観点から十分な配慮をして下さい。必要な場合は所属施設の承認を得て下さい。

3)送付していただくもの

コピー2部を元原稿と一緒に(計3部)ご提出下さい(講演要旨もこれに準じます)。投稿にあたっては,著作譲渡同意書(本紙綴込みの若草色用紙)に著者全員の自筆サインをして,原稿に添付して下さい。掲載論文のすべての版権は,日本コンタクトレンズ学会誌編集部に属します。なお,原則として原稿の返却はいたしません。

4)表記上の注意

専門用語以外は当用漢字,数字は算用数字,現代かなづかいを使用し,句読点を正しくつけて下さい。度量衡単位は,SI単位を用いて下さい。外国人名,地名,薬品名は原語(活字体)で書き,日本語化している外来語はカタカナを用いて下さい。文中の欧米語は固有名詞,商品名略語および独語の名詞を除き,すべて小文字として下さい(文頭は大文字)。薬品名は一般名を使用し,商品名はカッコに入れ(……®)として下さい。コンタクトレンズは商品名を使用しても差し支えありません。

5)論文の形式

原稿は別々の用紙を用いて以下のように区分して下さい。なお,原稿はワープロ(A4版に40字×30行)で作成して下さい。手書きの場合は400字詰原稿用紙に楷書で書いて下さい。また,下記A〜Gの順に通し頁を打って下さい。なお,原稿は英文にても受け付けます。治験論文については,文末の治験論文投稿規程をご参照下さい。

@タイトルページ(本誌綴込みの青色用紙)
タイトルページの所定の場所に和・英文共キーワード(5つ以内)を記入して下さい。

A和文要旨(400字以内)

B英文要旨(総打数1,000打以内,ダブルスペースで)
専門家の校閲を受けますので,和文要旨と同じ内容にして下さい。

C本文
原則として実験研究では,「緒言」または「はじめに」,「実験対象ならびに方法」,「実験成績」または「結果」,「考按」または「考察」,の4項目に,臨床報告では,「緒言 」または「はじめに」,「症例」,「考按」または「考察」,の3項目に区分し,原著にはまとめ部分を省いて下さい。ただし章,節,項,などの呼称は用いず,1.1) (1)i)の記号を用いて下さい。総説はこの限りではありません。

D文献
本文中に引用されたもののみを別紙に一括し,文献の記載順序は引用順とします。本文中の引用箇所には肩番号を付けて照合して下さい。文献の書き方は,引用番号)著者名:題名.誌名 巻:頁(始頁−終頁),発行年(西暦).の順にお書き下さい。単行本の場合は,著者名:題名.編者名,書名(巻がある場合は入れる),頁(始頁一終頁),発行所名,所在都市名,発行年(西暦).の順にお書き下さい(末尾記入例参照)。共著の場合は原則として全員の氏名を書いて下さい。雑誌の略号はIndex Medicusの表記法に従って下さい。5名以上の場合は最初の4名を書いた上でそれ以後は他またはet alと略してかまいません。なお,投稿中の論文ならびに学会発表は引用することができませんので,本文中に()書きで記入して下さい。掲載が決定していてまだ発行されていないものについては掲載予定証明書を添付して下さい。

E図・表の説明
図および表の説明は別の用紙を用いて書いて下さい。なお,それを読めばその内容がわかるように明記し,本文中に重複して記載しないようにご注意下さい。また,図・表の挿入希望箇所を本文原稿右側欄外に示して下さい。組織写真にバーを入れた場合はその単位を記載して下さい。凡例もご記入下さい。

F図
グラフなどでワープロ,パソコンをご使用の場合は,コピーではなく必ず直接打ち出したものを提出して下さい。図のトレースは致しません。矢印,星印などは直接記入または貼付して下さい(原則としてA4の大きさ以内)。グラフの目盛は内側に付けて下さい。

< グラフ 例 >



写真は,査読用のものも含めプリントしたものを3部ご用意下さい。写真で原寸大の製版を希望される場合はその旨を明記して下さい(但し大きさは22×15cmを限界とします)。なお,間違いをなくするためにプリントには裏面に天地を明記して下さい。また,組織写真には必ずバーを入れて下さい。カラー印刷を希望される方は,その旨をタイトルページ記入欄に明記して下さい。カラー印刷は製版・印刷の実費を申し受けます。

G表
こちらで活字組にしますので,A4以内の用紙に1頁1表ずつお書き下さい。原則として,たて線は入れないで下さい。
 

6)著者校正

原則として1回行いますが,査読終了後の大幅な訂正は認められません。

7)論文掲載料

筆頭著者が日本コンタクトレンズ学会会員の場合には,印刷費のうち1論文につき本誌2頁までは無料とし,3頁目からは1頁増えるごとに15,000円(消費税を含まず)を加算します。筆頭著者が会員でない場合は,最初の2頁も(1頁15,000円)有料とします。カラー印刷の場合は,別に実費を申し受けします。なお,講演要旨についても1編につき15,000円(消費税を含まず)を頂きます。治験の場合は,1頁30,000円(消費税を含まず)とします。

8)別冊

30部を無料贈呈します。それ以上を希望される方は50部単位でお申し込み下さい。実費(送料を含む)を申し受けます。なお,原則として講演要旨のみご掲載の場合は別刷の作成はいたしません。

9)原稿送り先

567−0047 大阪府茨木市美穂ケ丘3−6 山本ビル302号室
日本コンタクトレンズ学会誌編集部
TEL 072-623-7878 FAX 072-623−6060
E−mail:jjcls@hcn.zaq.ne.jp
 


文献記入例

1)濱野 光,濱野 保,濱野 孝,渡邉 潔他:新旧ソフトコンタクトレンズの装用時表面形状の比較.日コレ誌34:53−57,1992.

2)Fatt I & Bicber MT:The steadystate distribution of oxygen and carbon dioxide in vivo cornea,1. The open eye in air and the closed eye.Exp Eye Res 7:103−112,1968.

3)Ruben M:Correction of keratoconus with soft lenses.Soft Contact Lenses,Clinical and Applied Technology,255−263,John Wiley & Sons Inc,NewYork,1978.

4)大塚 任:コンタクトレンズによる近視の治療.臨床眼科全書,Vol 2・2:549−556,金原出版,東京,1973.